最後の故意

最後の故意だった。

最初の、

真犯人候補はみぞおちで会いたい。

水際。

コッテコテの金属の、珠の、芯みたいなひらひらを複数個集めたい。

なんて嘘。

おおよその目安はついていた。

アリとキリギリスなんて嫌だ。

苦(クッ)。

冬は錯覚のような怠惰。

透明な胎児。

アル中のホクロ。

家に入れてあげるね。

私の、

魂を、

握らせてあげるね。

ほら。

わかる?

ずっと前からこうだったんだよ。

知れよ。

絶対に、

耳を貸さなかったのはお前のほうだろ。

 

髪を乾かさなかった。

夜が、薄荷になった。

Abu Dhabiの高層のビル群はstoic。

だ・か・ら(笑)

スナイパーライフルで四六時中こめかみやら眉間やら狙われてる気分だ、つってんの(笑)

知れよ。

私の九分九厘を。

ツベルクリンを。

砂州

佐々letter。

最も絢爛だった思い出を手紙に。

無自覚な加害を、早々に、rejection。

故意だった。

言い訳くらい、いつだってできると思っていた。

鱚。

ミルフィーユみたいな。

渇いても我慢した三ミリの接近の日。

思い出せないあの日。